sakura
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京北アトリエでの制作のため、大自然の中へ帰っていくと、制作どころではない楽しいことがたくさんあって少し困る。これは蓮池のよこの藻だらけの溜池です。蓮池もいいけどこっちもいいね。浮いてるいろいろがかわいい。歩けそうやけど絶対むりやね。
この日は、石釜でパンを焼いている人のおうちへお邪魔して、焼きたてのパンをいただいた。
無塩バターと、自家製ブルーベリージャムをつけて食べる。素晴らしく、美味しい。しあわせ。
外はカリッと、中はフワッと、しているのは、高温で一気に焼くからできるらしい。
そしてこれは、うちの窓にできちゃったスズメバチの巣!なんと窓ガラスに作ったので巣の中が丸見えなのであります。びっくり。教育番組とかでよくある生物の時間を見てるよう。白い幼虫がうにうに動いてぞぞっとする。ガラス越しでもスズメバチと目が合ってびびります。
という感じで、あっという間に時間が過ぎる夏のいちにち。
でも、こういうことは、手を動かして制作するのと同じくらい(それ以上かも)大切なことなのです。
きっと・・・。
つづく。
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きょう5月31日、丹波マンガン記念館が閉館になりました。
唐突ですが、閉館の理由はこちら。是非とも読んでほしいです。
丹波マンガン記念館は、わたしの実家件アトリエがある京北町にあります。わたしがはじめて行ったのは小学生のときで、最後に行った記憶は中学生のとき。そのときは、ただただ、あちこちにいるぼろぼろのマネキンに怯えたり、ひんやりした洞窟のなかの異次元にすこし面白さを感じるだけでした。はっきり言って、マネキンのイメージが強烈!
いまとなっては、この長い長い深い深い鉱山の穴は人力で掘られたこと、それも強制連行された朝鮮人がして、たくさんの人が塵肺で亡くなったことを思い、胸が痛みます。
このことを公にせず、知らない人も多いまま閉館されることはとても残念です。でも実際、本当に危険な状態です。
(←こんな老朽化している坑内の柱、こりゃ危険です。はらはら。)
いらん道路つくらんと、ここに税金つかってよ!って思いますねえ…。
丹波マンガン記念館の閉館にあたって、美術家の高嶺格さんが企画された30日の野外パーティにも参加しました。パーティは、とっても豪華でとくにドラァグクイーンのナジャ・グランディーバさんのパフォーマンスと高嶺さんの朗読(著書『在日の恋人」より)が、すごくよかった。感動。ナジャさんのダンスからはもの凄いパワーが溢れ出していて、2人のパフォーマンスで高嶺さんの想いをより強く感じることができました。そしてとにかくかっこよかった。また観たいなあ。
こんなステージ。これはレイハラカミさんと二階堂和美さん。屋根にマネキン。
閉館式では、館長のお話があり、聞いているといままでわたしは何もできなかったことを残念に思いました。皮肉にも、こうして知るのが最後の日というのはよくあるはなしで、だからといって最後の日に来て、なくなるのが惜しいなんてことも言えないし。いろんな想いが交錯して、とにかく知ることが大事なんだと思った。この日のことや、マンガン坑を目に焼き付けておきました。うまく伝えれるかはわからないけど、見て知っていることでなにかが変わるのは確かかなと。こうして、終わりが教えてくれることもあると思えば、たくさんの人が、この日立ち会えたことで救われることもあるのかもしれません。結局、自分の周りで起こった考えるべき問題に出会ったとき、そのことを真剣に考えることで、大きな流れを生みだせるのが人間のすばらしいところだと思いました。出会い、考えたときが始まりなんだと思います。
ああ、でももう「行ってみて!」と言えないのはやっぱり無念やわ。
事後報告、ごめんなさい。
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京北アトリエからの帰り道、愛車の軽バンで走ってたら、!!!
後ろ姿がとってもリアルかかしちゃん発見!
そのまましばらく走ったけど後ろ髪ひかれまくってとうとうUターン。
くるま止めて遠くから激写、でももっと近寄りたくて畑にいてたおばちゃんにお願い。
そしたら、雪やからレインコート着せてるし取るわな〜ゆって脱がせてくれました。
なんと前には顔出現!予想外!
いのしし被害のためおばちゃんが作ったらしい。
めっちゃリアル。(顔以外)
そしておばちゃんそっくり。(顔以外)
角材持たせてんのがなかなかの怖さ感じるけど。
「写真撮ってもろて、この子出世するわ〜」て、ゆうてくれました。
ありがとう。おばちゃんとかかしちゃん。いのしし来ないといいね。
やはり気になったものは通り過ぎてはあかんな。
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12月ですね。
個展が決まってから一年弱、この月のために過ごして来たように思っていたけれど、すでに課題が山積みで、もっと追求したいと思えば思うほど時間が足りません。
それなのに、夏に痛めた軽いムチウチの痛みが、肩へ頭へとのびて来て、なんか首のスジのこと、どんなスジなんかということを想像してばっかりの時間をけっこうとってしまいます。無駄やわー。
作品の搬入を3日後にひかえて今も制作中ですが、ただ今はもう目の前のこと、できることをするのみで、というかそうしかできないので今回の個展はもちろん今のわたし、ちゃんと受け止めて、次へのステップアップを計るのみであります。
そんなこんなで今年もあと1ヶ月なんて早い!
でもこのひと月は今年のいちばんの楽しみなので、胸がワクワクしています。
風呂場で何年も、ただの飾りになってしまっている蛇(?)さんシャワーをひさしぶりに生かしてみました。かわいいけど、水を吐き出すっていうのはなんだかなあー。歯にも見えたりして。
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みなさまご機嫌いかがですか?
あいかわらずこちらは川の流れる音と、冷蔵庫の機械音しか聞こえません。
たまに小鳥が窓に激突したりして、あほやなあ、と心が痛みます。
最近のわたしの日課は火をおこすことです。
火を見てると飽きません、瞬きするごとに変わる色と形は綺麗で面白い、そして燃えつきた薪は消えたように灰になってなくなるし、火って凄いなあ〜と関心ばかり。火にはかなわんな、でもこのストーブの中でなら支配できるのだ。扉をあけてずっと見てると顔面あったかい、というか暑すぎ、けどやめられない。
透明な真っ赤が蛍の光のように揺らぐ、炭になった薪が綺麗すぎてさわってみたくなるけれども、さわれないもどかしさ、一度でいいからぎゅっと握ってみたいなあ。や、触れれるやろけど怖い。
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